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>>604のつづき
【コラム】中国がチベット問題を解決できない理由[朝鮮日報](2/3)
また、イギリスのブラウン首相はすでに開会式への欠席を表明し、欧州では最も親中的とみられてい
たフランスのサルコジ大統領も「ダライ・ラマと対話すべき」という条件をつけた。これに対し、胡錦濤国
家主席や温家宝首相をはじめとする中国の指導者たちは怒りをあらわにしている。
先を争うかのように、米国は中国にボーイング社の旅客機を売り、欧州のエアバス社も一度に70機も
の飛行機を中国に売った。そこまでしたのになぜ今さらと思うと、堪忍袋の緒が切れるのも無理はない
だろう。
中国語をネイティブ並みに話せるという、オーストラリアのラッド首相でさえ、北京大での講演でチベッ
ト問題を持ち出し、「真の友人は互いに違う意見であっても率直に述べる“諍友”であるべきだ」と語気
を強め、怒りのメッセージを伝えた。
中国の指導者たちが、心の内で世界中の国々を毛嫌いし、不快感を感じているということは、中国外
務省の報道官や中国メディアによって伝えられている。毎週火曜日と木曜日に行われる外務省の定例
記者会見は、先月14日にチベット自治区の区都ラサで独立を求める暴動が発生して以来、毎回チ
ベット問題だけで終わっている。
外務省の報道官は、米CNN放送をはじめとする各国のメディアに対し、「虚偽の事実をでっち上げて報
道している」と声を荒らげている。国営新華社通信の記事を、タイトルを少し変えるだけで、ほとんどそ
のまま引用している中国のメディアもまた、「チベットはもともと中国の一部であり、ダライ・ラマは宗教
指導者の仮面をかぶった不良政治家だ」と繰り返し主張している。(つづく)
北京=朴勝俊(パク・スンジュン)支局長
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