08/04/16 00:09:58 bRCMXPre0
【日本ユニセフ】アグネス・チャンさんに聞く『Q:アフリカに必要な支援とは?』『A:PKOよりもODA』
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
(東京新聞 4/15『即興政治論』より)
政府は来月、横浜市でアフリカ開発会議を開きます。7月の北海道洞爺湖サミットでもアフリカ問題が
主要議題となります。どう支援していくべきなのか。日本ユニセフ大使として、アフリカ各地で
ボランティア活動をしているアグネス・チャンさんに聞きました。
清水 アフリカは二年連続で5%の経済成長を達成しました。その半面、依然として貧困も深刻です。現状をどう見ていますか。
チャン 私たちはアフリカは一つだと思いがちですが、たくさん国があって、しかも、最近は多様化しています。
政治が安定して発展の道に乗っている国もあれば、いまだに内戦の続くところもあります。そうかと思えば、援助しても
ほんの一部の指導層が全部、懐に入れてしまうような、政府があるのかないのか分からない国もあります
アフリカは貧しいイメージがありますが、本当は資源がたくさんあって豊かなところ。貧しくされているだけなんです。
安定した生活ができれば、大地の恵みを受けて十分やっていけます。そうなっていないのは、やっぱり私たちも含め西側諸国に責任があります。
清水 アフリカの抱える最大の問題は。
チャン 一つは平和です。私たちがいくら援助しても、戦争を絶えずやっているところは、子どもたちが死んでいきます。戦争が終わっても
子どもたちの死亡率はなかなか下がらない。もう一度、子どもを育(はぐく)む力を取り戻すには時間がかかるんです。そうしているうちに
また戦争という悪循環に陥っています。
あとは、やはり安定した生活です。外国から物を言ってでも、何とかしないといけない。子どもの面倒を見ている大人たちに
何でもいいから仕事の手段を持たせ、食べ物を家に持って帰ってこられるようにする。そうしないと、子どもたちは救えません。
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