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★近事片々:われら聖火警備隊
・ブルーのユニホームに身を包み、一心不乱に走るのみ。ただただ五輪の火を守るため。
トーチに近づく連中を捕まえては押さえ込む。ロンドンでは危うくトーチを奪われそうに
なったけど、もうあんなへまはしない。われらは聖火警備隊。
みんなで毎日10キロの山道を走り込み、つらい訓練に耐えてきた。中国・警察学院の
学生から選ばれた総勢70人。エリートの卵さ。番犬などとブーイングを浴びれば、逆に
それが勲章だ。
日本の国家公安委員長に「歓迎しない」と言われても関係ない。ボランティアだから
伴走しても問題ない。長野が楽しみだ。きょうも世界の街をひた走る。ああ、われらは
聖火警備隊。
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