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兵庫県丹波市の「JA丹波ひかみ」が販売していた特産品の詰め合わせで、瓶詰「栗甘露煮」の原材料に
中国・韓国産を使っていたにもかかわらず、化粧箱に「丹波栗」などと表示していたことがわかった。
県は「消費者に誤解を与える」と指導。JAはホームページに「適正表示に努め、丹波市産に限定した
商品の販売に改めます」とするおわび文を載せた。
偽装表示が判明したのは、黒大豆、山の芋などの丹波地方の特産品を詰め合わせた「風味セット
山の芋 黒大豆」「丹波黒 丹波栗」の2種類。JAによると、歳暮用に直営店やインターネットなどで
売り出し、07年度は711セットを販売した。
詰め合わせのうち「栗甘露煮」は中国と韓国産の栗を使用。だが、化粧箱のふたなどに「丹波栗」
「丹波ひかみ特産」と表示していた。偽装表示を始めた時期は不明という。ほかの商品の原材料は
丹波市産だった。JAは「甘露煮は栗の渋皮をむく必要があり、国内では人手が確保できなかった」
としている。
消費者からの情報で県が3月に調査し、JAに箱の表示を改善するよう文書で指導した。瓶詰には
産地表示はなかった。甘露煮はJAS法で義務づけられている産地表示の対象外で、県は「同法違反
には問えない」としている。
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