08/04/12 13:05:39 PyVoTqiW0
財務省という権力のシナリオ
URLリンク(seiji.yahoo.co.jp)
むしろ今回の一連の動きを見ていると、福田総理は自らが置かれた立場を理解しており、
自らを窮地に追い込むことで逆に活路を見出すシナリオを描いているように見える。
そしてそのシナリオを書いているのは財務省だと私は思う。権力の中の権力と言われる
役所が政治のシナリオに深く関わっている事情を説明したい。
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福田総理にすれば、このシナリオによって小泉総理も成しえなかった道路特定財源の
一般財源化を実現して歴史に名を残す事が出来る。一方では民主党に暫定税率廃止の
責任を負わせ、消費税1%値上げを民主党のせいにする事が出来る。もし民主党が
消費税値上げにも反対すれば無責任な政党として「政権担当能力なし」のレッテルを
貼る事も出来る。そんな高等戦術が暫定税率を巡る混乱の後ろにあるように思う。
なぜ私がこんな見方をするかと言えば、これと良く似たシナリオを2004年の
通常国会で経験したからである。小泉政権は年金改革法案を「百年安心プラン」と
称して国会に提出した。しかし中身は国民の負担が増え、給付が下がるというもので
国民の反発が必至の法案だった。これをどのように成立させるのか。
私は国会運営を注目していた。(一部抜粋)