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北京五輪の聖火リレーが26日に行われる長野市では、「コースの変更は現段階では考えていない」
(鷲沢正一市長)としているが、万一、妨害行為などが起きた場合には、一時、リレーを中断することも検討するという。
リレーは善光寺を出発。長野五輪の競技会場を経由し、ゴールの公園まで18・5キロを80人が約3時間かけて走る。
走者は、五輪金メダリストの北島康介さんや野球日本代表監督の星野仙一さんのほか、公募の市民らも予定されている。
市実行委は、3月にチベットで暴動が起きた後、警備費用を当初の1・3倍の600万円に増額。
警察の警備に加え、沿道に警備会社の警備員約150人と、職員や市民のボランティア約1200人を配置する。
市実行委は、「走者の安全を最優先する」としており、妨害行為があれば、走者を退避させたうえで様子を見て再開する方針。
市実行委によると、4団体が25日と26日に、市内で集会やデモ行進などを計画している。
このうち、26日にゴールなどで集会を予定している、チベット人支援組織の日本支部は
「横断幕などは掲げるが、リレーの妨害はしない」という。
これまでに、北京五輪組織委員会側からは、「沿道の全面通行止めと完全封鎖」「沿道のプラカード禁止」などの
警備強化の要請があったという。だが、市実行委は「(警備は)日本の法律にのっとって行う」と返答。
プラカードの掲示など、運営に支障のない行為については「禁止出来ない」としている。
鷲沢市長は10日、「今回の騒ぎは全くの想定外。だが、一度受けたことだから、やめるという選択肢はない」と話した。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
(2008年4月11日09時10分 読売新聞)
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