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コレラ菌で１０人食中毒 埼玉、国内では０２年以来
埼玉県は１１日、同県騎西町の飲食店「お食事処 正三郎」で刺し身やすしなどを食べた茨城、
埼玉両県、東京都の男女１０人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、うち３人が入院したと発表した。
コレラ菌が５人から検出され、県はコレラ菌による食中毒と断定、同店を３日間の営業停止処分と
した。
厚生労働省によると、国内でのコレラ菌による食中毒は２００２年以来。
調理員に保菌者はおらず、県は食材がコレラ菌に汚染されたとみて、感染経路を調べている。
海外渡航歴のない６０代の男性が３日にコレラと診断され、県加須保健所が外食先を調べた
ところ、３月２９、３０日に同店で食事をした３グループ５６人のうち、３３－８６歳の１０人が、
４月１日以降に発症したことが分かった。
2008/04/11 21:11 【共同通信】
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