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★「この嘘つきめ」と中国人ら サンフランシスコ聖火リレー
・「この嘘つきめ」「恥を知れ」「お前らの知ったことじゃない」。激しい言葉が、聖火リレーを
待ち受けるサンフランシスコの街角を飛び交った。ほとんどがリレーを守る「人間の壁」を
作るため大挙して押し寄せた中国人や中国系米国人が、抗議活動を行っていたチベット
問題やダルフール問題での支援者に向かって浴びせかけたものだ。
米大リーグ、ジャイアンツの本拠地で、聖火リレーの出発地となったAT&Tパークには、
この日早朝から続々と貸し切りバスが登場。五星紅旗(中国国旗)を担いだ人々が
あたりを埋め尽くした。
関係者によると、サンフランシスコ周辺に住む中国系社会の間で、妨害行動が予想された
聖火リレーを“守る”ため、動員が呼びかけられたという。中には、中国本国からこの
聖火リレーのためにやってきたと話す参加者も。
チベット人やその支援者、ダルフール問題での人権団体なども沿道に陣取っていたが、
全体の数では圧倒的に中国系が上回り、あたりは赤い旗と中国語に制圧された感があった。
中国系の参加者は拡声器やドラ、カネを用いて気勢を上げたうえ、リレー反対の人々に
対し、次々に「チベットの弾圧や虐殺は全部作り話だ」「歴史を知っているのか」「よそ者が
口を出すな」などと食ってかかり、険悪な空気に発展する場面もしばしばみられた。
チベットに生まれ、北京で大学を卒業した後米国に移り住んだというツェ・リンさん(51)は
「中国人にはもちろん五輪開催を喜び、意見を表明する権利があるが、われわれに憎しみを
向けるのはおかしい。彼らはチベット人の意見に耳を傾けようとしない」と話した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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