08/04/13 19:20:37 LN3iEIv50
携帯電話のフィルタリング案が軽く通っちゃったので、多分法案を考えている人は
法律化することも簡単に考えているのかもしれませんが、この法律が成立したら
ISPやメディア、一般企業だけでなく、ブログやウェブサイトを開設している個人にも
大きな負担がかかってくるでしょう。
例えば、18歳未満の子供が読者にいて、記事に有害とされるコメントが書き込まれる
可能性があるブログでは、「18歳未満お断り」にしてフィルタリングで完全に子供を
シャットアウトするか、会員制のウェブサイトに移行するといった対応を迫られる。
でも現状、ブログは企業が用意した無料サービスを利用している人がほとんどで、
ユーザーはシステムをいじれないから、対応は難しいでしょう。
この法案が巧妙なのは、有害情報の削除義務を課していないところです。
「削除しろ」と言うと、表現の自由に関わってくるので、あえてそこには触れていない。
でも、実際、サイトの移行などの面倒くさいことをしてまでブログを存続させるくらいなら、
みんな自主的に有害な情報を削除しますよね?
プロバイダーにも、有害情報が流通しないように、自分のところのユーザーを
指導しなければいけない責任が生じます。でも、この有害情報を監視する体制を
作るというのは、現実に無理な企業もある。例えば、(株)ディー・エヌ・エーは
「モバゲータウン」を監視するために300人以上の人員を投じていますが、
儲かっていない企業ではそこまですべての内容をチェックするための体制を用意できない。
大切なのは法ではなく、教育だ
ネットの「有害情報」に対し、親はどう対応すべきか
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