08/04/11 03:06:19 0
06年に世界で排出された二酸化炭素(CO2)の量は、
過去最大の83.8億トン(炭素換算)にのぼり、00年から
20%増加したことが、米国のシンクタンク、アースポリシー研究所の
調査でわかった。同研究所が9日、発表した。
石炭や石油など化石燃料の使用量などからCO2の排出量を推定した。
00~06年の増加率は年率換算すると平均3.1%で、国連の気候変動に
関する政府間パネル(IPCC)が予測する00~10年の
最悪シナリオの2.3%を上回った。同研究所は、このペースで
CO2排出が続けば、気温上昇と海面上昇も最悪のシナリオを
上回るとみている。
国別の排出量は米国と中国が飛び抜けて多く、2国で世界の
3分の1以上を占めていた。続くロシア、インド、日本を含めると
世界の半分以上となる。人口1人あたりでは、カタール、
アラブ首長国連邦、クウェート、シンガポール、米国の順に多く、
米国は中国の約5倍だった。
同研究所は、元・米農務省国際農業開発局長で環境問題に詳しい
レスター・ブラウン氏が所長を務めている。
*+*+ asahi.com 2008/04/11[00:51] +*+*
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