08/04/10 08:39:01 0
米サンフランシスコでは9日、北京五輪の聖火リレーが始まったが、主催者側が混乱を回避
するため土壇場になってリレールートを全面的に変更し、待ち構えていた多くの中国人サポー
ターや抗議者を戸惑わせた。
青いユニフォームに身を包んだ長身の中国の警備関係者らに囲まれた最初のランナーは聖
火を高く掲げ従来の出発点をスタートした。
だが、ほどなく一団は水辺の巨大な倉庫へと消え、1時間後に倉庫から3キロ以上離れた
幹線道路に姿を現し、見物客らを驚かせた。
チベットの旗を持ったカリフォルニア州の高校教師(30)は「卑劣だと思う。市内を聖火リレー
できないのなら、誰も五輪を応援しないということだ」とコメント。また、シリコンバレーで働く中国
人エンジニアは「裏切られた気がする。リレーは、中国が五輪を開催することを世界に示すもの
だと思うからだ」と語った。
サンフランシスコは中国系米国人が多く、多くの人が聖火リレーを誇らしげに待っていた。
URLリンク(jp.reuters.com)
北米で唯一となる北京五輪の聖火リレーが9日午後(日本時間10日午前)、米サンフラン
シスコ市で行われた。市当局は安全確保のため、コースを突如、全面変更。「奇策」は奏功
して大きな混乱は避けられたが、沿道で走者を待ち構えた多数の市民は待ちぼうけを食った。
(略)
リレー中、ルート変更に気付き慌てて駆け付けたデモ隊が警備の警官ともみ合うシーンは見ら
れたが、大きな衝突は避けられた。リレー妨害などでの逮捕者は確認されていない。
URLリンク(www.jiji.com)