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★チベット情勢、欧州議会が対中非難決議を採択へ
・欧州連合(EU)の欧州議会は10日、中国チベット自治区の情勢に関する対中非難
決議を採択する。
中国政府にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との対話の再開を求めると
ともに、EU加盟各国首脳に対し、8月の北京五輪開会式の欠席も視野に、EUとしての
共同歩調を検討するよう促す。
決議に法的拘束力はないが、五輪への対応をめぐるEU内の議論の行方に影響を
及ぼしそうだ。
加盟国の大半は五輪をめぐって対中関係が悪化する事態は避けたい意向だが、
決議採択を受け、一層難しい判断を迫られることになる。
決議は欧州議会主要7会派が共同提案する。調整中の草案は、チベット族のデモに
対して当局が「残虐な弾圧」を加えたとして、中国を厳しく非難する内容。チベット問題を
担当するEU特使の任命なども求めている。競技を含む五輪の全面ボイコットの検討を
呼び掛けている会派もある。
欧州では、聖火リレーが英仏を通過した際に妨害行為が相次ぐなど、中国での
五輪開催に批判的な世論が激しさを増しており、一部の首脳はすでに開会式欠席を
決めている。
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