08/04/09 19:25:52 0
ホラー作家のスティーブン・キング氏が、米州の暴力的ビデオゲーム規制案を批判し、
そうした規制は非民主的であり、子供の娯楽の監視は保護者の役目だと主張した。
同氏はEntertainment Weeklyに寄稿したポップカルチャーコラムで、
同氏自身はビデオゲーム好きではないが、マサチューセッツ州で
18歳未満への暴力的なビデオゲーム販売を禁止する法案を提出されたことを聞いて憤慨したと述べている。
「腹が立つのは、政治家が保護者の代わりにそれ(子供の娯楽の監視)を引き受けるということだ。
その結果は悲惨なことになる。非民主的であるのは言うまでもなく」(キング氏)
米国、英国、オーストラリアでは、暴力的なゲームの規制について議論が続いている。
英国とアイルランドの当局は昨年、
精神病院から脱走した患者が大量殺人を行うゲーム「Manhunt 2」を禁止した。
暴力的なビデオゲームが暴力的な行動を引き起こすかどうかはまだ結論が出ていない。
「シャイニング」「キャリー」など、ハリウッドで映画化された著作を持つキング氏は、
同氏には、ゲームは社会に既に存在する暴力を反映しているだけのように思えると述べている。
「頭に来るのは、政治家がせっせとポップカルチャーをスケープゴートにしようとしていることだ。
彼らにとってはたやすく、楽しいことでさえあるだろう。
ポップカルチャーは常にやかましいものだから。
それに、部屋の中の象(大きな問題)を無視できる」
キング氏は、既にビデオゲームのレーティングシステムが存在しているし、
子供はゲームが欲しいと思ったら手に入れる方法を見つけてしまうため、
ゲーム規制は意味がないと指摘する。
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
>>2以降に続く