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県警は８日、旭市米込、養豚業熱田正一容疑者（６１）を
廃棄物処理法違反（不法投棄）の疑いで逮捕した。
発表によると、熱田容疑者は３月初旬、同市鏑木に所有する
約４６８平方メートルの畑に、飼育小屋で死んだ豚２３頭（計１５５キロ）を投棄した疑い。
熱田容疑者は約７００頭の豚を飼育。
捜査担当者によると豚の処分には１頭につき２０００～３０００円がかかり、
同容疑者は「処分費用が惜しかった」と供述している。
同容疑者はほかにも、他人の山林など３か所に死んだ豚１００頭余を放置したり、
土を掘って埋めたりしていたという。伝染病の感染は確認されていない。
白骨化した豚の死体も見つかっており、不法投棄は２、３年前から行われていたとみられている。
３月４日に旭市内の山林に行った県動物愛護センターの捕獲員が、
死んだ豚が大量に折り重なって放置されているのを発見、市などに連絡して発覚した。
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