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9日午前6時15分ごろ、大阪府八尾市山本町の会社社長の父親(50)から「娘が浴室で倒れている。異臭がする」
と119番通報があった。無職の長女(18)が服を着たまま倒れており、病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。
浴室ドアには「硫化水素発生。この家に生まれてきて幸せでした。ありがとう」などと手書きの張り紙があり、
浴室内に洗剤などの空き容器2本があったことから、八尾署は長女が洗剤を混合して
硫化水素を発生させて自殺を図ったとみて調べている。
同署によると、浴室には目張りがされ、消防隊員が駆けつけたときには卵が腐ったようなにおいがしていたという。
自宅には父親と母親(46)、大学生の兄(20)がいたが、身体に異常はなかった。
長女は3月に高校を卒業したばかりで、張り紙には家族に対する感謝の言葉も書かれていたという。
4月9日10時31分配信 産経新聞 4月9日10時31分配信 産経新聞
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