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【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の欧州議会は、中国政府がチベット自治区情勢をめぐり
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世との対話に応じない場合には、加盟国首脳に対して、
北京五輪開会式のボイコットを呼びかける決議案を9日にも採択する見通しとなった。ロイター通信が伝えた。
ロイター通信によると、決議案は超党派で作成され、今年前半のEU議長国スロベニアに対して
「北京五輪開会式について、中国当局とダライ・ラマとの対話が再開されない場合には、欠席の選択肢を含め、
EUとして共通の立場を見いだすよう求める」としているという。
EUの非公式外相会議は3月末、中国政府に対してダライ・ラマとの「広範で建設的な対話」を求める声明を採択したが、
開会式のボイコットに関しては加盟国間で意見が割れている。
欧州議会の決議に法的拘束力はないが、EU首脳に対する政治圧力になる。
毎日新聞 2008年4月8日 12時37分(最終更新 4月8日 12時43分)
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