08/04/07 18:08:52 0 BE:428328263-2BP(1589)
◇パリ市、北京五輪聖火リレーで人権問題提起
パリ市当局は、7日に予定されている北京五輪の聖火リレーに合わせて、人権保護を
うたった横断幕を市庁舎に掲げる。ドラノエ同市市長が2日明らかにした。
ドラノエ市長は、エッフェル塔からスタートする市内の聖火リレーのルートを発表する
とともに、世界各地の人権保護を支持する方針を横断幕で表明すると述べた。
また、聖火リレーの第一走者となる男子柔道の五輪金メダリストのダビド・ドイエは、
走者が言論の自由を表明するバッジを付けることを明らかにした。
こうしたなか記者団体「国境なき記者団」は、聖火リレーの最中、五輪のマークを手錠
に置き換えたデザインのTシャツを着用し、中国チベット自治区の抗議活動を弾圧した
中国政府への抗議を表明すると明言した。同団体の関係者は、仏五輪委員会(CNOSF)
が国際オリンピック委員会(IOC)と中国に十分な圧力をかけていないと指摘するとともに、
チベット問題でCNOSFが同団体との合意を求めていないとコメントした。
CNOSFのスランドール会長は、ドラノエ市長が提案した横断幕を支持し、聖火リレーが
「平和のメッセージ」になるとの見解を表明。同会長はその一方、走者となるスポーツ選手を
尊重するため、国境なき記者団にリレーを妨害しないよう呼びかけた。
URLリンク(www.cnn.co.jp)