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北海道での聴覚障害をめぐる偽装疑惑で、中心人物とみられるブローカーの男性らが60代の女性=赤平市
在住=の障害基礎年金の受給手続きを勝手に進め、報酬として約20万円を受け取っていたことが分かった。
こうした不自然な経緯も含めた一連の疑惑について、北海道警も情報収集に乗り出した。
女性は、片方の耳は不自由なものの会話に支障はなかったが、00年ごろ、勤務先の同僚に「良い病院がある」
と札幌市の耳鼻科医(73)を紹介された。聴覚障害者の手帳交付申請で事実と異なる診断を繰り返し、02年度
以降に限っても約140人に障害年金を受給させた医師だった。
この医師を女性に薦めた同僚は、一連の疑惑の中心人物で医師と手帳取得者の間を仲介したとみられるブロー
カーの妻で、女性の受診時にはブローカー本人が医師のもとまで引率。「手続きで必要だから印鑑代として100円。
通帳の口座番号も教えて」と言われたという。その後まもなく、最重度の「聴覚障害2級」の手帳が交付された。
医師の指示で通院していると、02年4月、ブローカーの妻が「今日、障害年金が20万円ぐらい入ったはずだから
渡して」と言ってきた。「年金の手続きがされていたこと自体知らなかったので驚いた」が要求通り渡したという。
実際、女性の通帳には02年4月15日に「年金」として20万円余りが振り込まれ、同日、ほぼ同額が出金された
記録が残っている。
女性は今年2月、「自分の症状では要件に該当しないことがわかった」と手帳を自主返還し年金も辞退。「社会
保険庁からは『過去に受け取った年金も返してもらわねばならないかもしれない』と言われた。無知だった自分も
悪いが、勝手に手続きをされて今さら全額返せと言われても無理だ」と話す。これに対し、ブローカーとみられる
男性は「知らない」と言っている。
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)
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