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写真は先月、天安門広場前で撮影(2008年 ロイター)
国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は5日、
8月に開催される北京五輪について、懸念される現地の大気汚染は
選手の健康に危険を与えるほどではないとの認識を示した。
ただ、選手のパフォーマンスには影響するかもしれないとしている。
ロゲ会長は当地で行われた学生との対話で
「選手の健康には絶対に危険を及ぼさない。選手たちの健康への危険はない、
一部の選手はわずかにパフォーマンスが落ちるかもしれない」と語った。
北京は過去10年間に総額1200億元(約1兆7000億円)を投じて大気の浄化に取り組んできたが、
依然として世界で最も空気が汚れた都市の1つ。
現地の大気の問題を多くの選手が心配しており、
男子マラソンの世界記録保持者ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は、
それを理由に北京五輪で同種目を欠場すると発表している。
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