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■後期高齢者医療制度スタートしたが・・
「保険証が届いていない」という問い合わせが県内の各自治体に殺到している。
75歳以上を対象にした医療保険「後期高齢者医療制度」の4月からのスタートに
あわせ、3月中旬から下旬にかけ、各自治体から新しい保険証が郵送された。
だが、今までの三つ折りタイプではなく、裏をラミネート加工した紙製のカードの
ため、保険証と気付かずに捨ててしまった人が多かったらしい。(棟形祐水)
新しい保険証は縦5・4センチ、横8・6センチ。被保険者番号や住所、氏名、
性別、生年月日などが記入されている。約3万6千人が加入する奈良市では
この新しい保険証を3月14日に対象者に郵送した。だが、4月になってこれまでの
保険証を持って病院に行き、「新しい保険証を出してください」と言われ、「?」と
戸惑う高齢者が相次いだ。
市には連日、「保険証なんて受け取っていない」「なぜ制度が変わったのか」など
200件を超す電話が殺到し、窓口の福祉医療課の5台の電話は一日中パンク
状態に。他の課の職員に応援を頼まざるをえない状況になっている。3日も朝から
窓口が混雑したため、急きょ、順番を待つ人のためイスを10席用意した。担当者は
「カードを郵送した際に新制度について説明したパンフレットを同封したし、広報や
広告でも周知に努めた。それなのに十分浸透していなかったようだ」と疲れ切った様子。
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