08/04/04 08:40:19 0
2005年に茨城県などで発生した毒性の弱い鳥インフルエンザの
ウイルスを、ヒヨコからヒヨコに繰り返し感染させると、鶏を
高確率で死なせるほどに毒性が強まることを、鳥取大の伊藤寿啓教授らが
実験で確かめ、3日発表した。
弱毒性ウイルスに特有の気管や腸だけでなく、脳を含む全身の組織で
増殖するよう遺伝子が変異していた。伊藤教授は「ウイルスが
弱毒性で死んだ鶏が出なくても、放置せずにすべての鶏を
素早く処分する必要がある」と指摘している。
伊藤教授らは、茨城県の養鶏場で採取したウイルス(H5N2型)を
ヒヨコから別のヒヨコに次々に感染させて実験。最初は無症状だったが、
8回目の感染で弱い症状が出始め、17回目には脳で増殖するようになった。
20回目には感染したヒヨコが死ぬようになり、28回目にはウイルスを
注射した8羽の鶏すべてが死ぬほど、毒性が強まった。
*+*+ NIKKEI NET 2008/04/04[07:00] +*+*
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