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日本の捕鯨者たちは、先住民が行っているジュゴン猟をオーストラリア政府が支持していることを非難
し、捕鯨問題での両国間の諍いはさらに激しさを増している。
6月、チリで開かれる国際捕鯨委員会(IWC)ミーティングの議題提案で、日本は先住民族アボリジニと
トレス海峡諸島島民たちによるジュゴン猟を槍玉に挙げようとしている。
日本鯨類研究所(ICR)のニュージーランド在住スポークスマン、グレン・インウッド氏(*注)は、オース
トラリアがクジラの「致死利用」を一切認めないとする一方で先住民族のジュゴン猟を支持しているの
は「二枚舌」だと話している。「ジ・オーストラリアン」紙が報じている。
「日本は持続可能な捕鯨の国際原則に則っている」と、インウッド氏。「オーストラリア政府は、クジラの
「致死利用」一切を拒絶していながら自国内のジュゴン猟については持続可能な猟を支持している」。
オーストラリアン紙によると、島民リーダーたちはジュゴンを伝統食を理由に獲り過ぎていたと認めて
いるという。
ピーター・ギャレット環境相は、日本の捕鯨とジュゴンの殺害は全く別の話で共通点はないとした上で
政府はジュゴン保護の計画に積極的に取り組んできたと言う。
URLリンク(www.smh.com.au)
豪シドニー・モーニング・ヘラルド:
URLリンク(www.smh.com.au)
(*注)NZ先住民族マオリ族出身。反捕鯨国NZに在住しながら日本のICR職員として広報活動を行っ
ている。URLリンク(ktuu.images.worldnow.com)