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◇豪州議員、「オオヒキガエル駆除の日」制定を提案
オーストラリア・クイーンズランド州のシェーン・クヌース議員(国民党)が2日、毒を持つ
外来種のオオヒキガエルを駆除する日を制定しようと提案した。カエルは人間にとって、
最も醜悪な生き物だと嫌悪している。
オーストラリアでは1935年に、サトウキビ畑の害虫駆除を目的として、南米からオオヒキ
ガエルが連れてこられた。しかし、外来種として繁殖し、現在では多くのオーストラリア
固有種を脅かす存在となっている。
これまでに、害虫駆除活動を続けているクヌース議員は、「ヒキガエルはおそらく、環境に
とって最も強烈な害虫で、おそらく人類が知っている動物の中で最も気持ち悪い」と主張。
「クイーンズランド州でヒキガエルを退治する日を設けて、特に子供たちに捕まえてもらう
のがよいのではないか」と提案している。
クヌース議員は昨年、ヒキガエル1匹につき36セントの賞金を出す案を打ち出している。
「オオヒキガエル駆除の日制定」という提案に、王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、
「冷凍庫で凍らせるような、人道的な駆除方法であれば後押しする」と述べ、「各家庭の
冷凍庫の中で、ヒキガエルが凍って死んでいくのを見るのは、気分が良くないだろうが、
これが現在最も人道的な方法だ」としている。
URLリンク(www.cnn.co.jp)