08/04/02 19:47:51 bc8IyoLO0
>>493
国民性といえば国民性なんだろうが、
イギリス人は「食事の味に文句を言うのは紳士らしくない」という隠れた常識(?)みたいなものがあって、
やればできるはずなのに、夫や客が要求しないから味が向上しない、と言ってたな。
ところが、日本人は、料理人や主婦が料理オタクになってしまうので、
客や夫から求められなくても、ああでもない、こうでもない、もっとおいしく出来るはずだ、と、
一人で勝手に味の探求を始めてしまう。
ごく個人的な内向きの情熱のせいで、自分が満足するまで追求しないと良しとしないから、
その結果として気が付いたら社会全体として料理のレベルが上がってる。
同じ理由で、イギリス人にとってのティータイムは、
自分の生活の一部としても、お客さんを接待するセレモニーとしてもずっと重要で、
実は豪華なディナーなんかよりも、はるかに個人的な情熱やこだわりの対象になりうるので、
紅茶やスコーンの出来栄えは素晴らしい物になる、と。
でも、たぶん嘘だな。
イギリスの家庭料理はすごくおいしいよ。
食の不毛地帯はむしろアメリカだ。