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米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン上院議員は１日、２２日に次回の同党予備選が
行われるペンシルベニア州で遊説した。同州フィラデルフィアでの集会では、地元が舞台の
ボクシング映画「ロッキー」に言及し、主人公のように最後まで選挙戦を戦う姿勢を表明した。
「ロッキー」のテーマ曲に乗って登場したクリントン氏は、ライバルのバラク・オバマ上院議員と
その陣営が選挙戦の疲れを表明したことを踏まえて、「（映画の主人公の）ロッキーが、
美術館の階段の途中で『もう十分だ』と言っている場面を想像できる？そんなことはあり得ない」
と支持者に語りかけた。
クリントン氏はそのうえで、「戦い抜くという点で、ロッキーとわたしは共通する部分が多い。
わたしは絶対にあきらめない」と明言した。
ＣＮＮの独自集計によると、クリントン氏の獲得代議員数は１４８６人で、オバマ氏の１６２５人を
下回っている。世論調査の支持率でも、クリントン氏はオバマ氏にリードを許している。
クリントン氏は先日、民主党の重鎮であるレイヒー上院司法委員長らから選挙戦撤退を助言
されたものの、これを拒否した。オバマ氏も、クリントン氏が「望む限り長く」選挙選を戦うべき
だとの考えにある。
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フィラデルフィアで熱弁を振るうクリントン氏
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