08/04/02 11:22:02 0
靖国神社を題材にした中国人監督のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」が
東京と大阪の映画館で上映中止になった。
抗議電話などがあり、客やテナントに迷惑をかけられないという。残念だ。
この映画は、靖国神社の参拝風景や神社に納める「靖国刀」をつくる刀匠の姿などを記録した作品である。
文化庁が750万円の助成金を出していたため、自民党議連「伝統と創造の会」(会長・稲田朋美衆院議員)の
要請で試写会が開かれた経緯がある。
そこで、助成に必要な政治的中立性などをめぐって疑問点が指摘され、今月の封切り前から話題を呼んでいた。
映画を見て、評価する人もいれば、批判する人もいるだろう。上映中止により、その機会が失われたことになる。
実際に、公的機関などから上映中止の圧力がかかったり、目に見える形での妨害行為があったわけではない。
映画館側にも事情があろうが、抗議電話くらいで上映を中止するというのは、あまりにも情けないではないか。
上映中止をめぐり、配給・宣伝協力会社は「日本社会における言論の自由、
表現の自由への危機を感じる」とのコメントを発表し、
映画演劇労働組合連合会も「表現の自由が踏みにじられた」などとする抗議声明を出した。
憲法の理念をあえて持ち出すほどの問題だろうか。
産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
>>2以降に続く