08/04/01 23:28:24 FbIfnJLV0
オーストラリアに住んで10年近くになる。
一応環境系の仕事をしているのだが、
この国の人たちの自然や動物の扱い方にドン引きすることが多々ある。
特に動物差別だ。
自分達が気に食わなかったり都合の悪い動物は在来種だろうと
何だろうと全て害獣、ペストと呼ぶ。
本来この国にいなかった猫や犬などのペットを溺愛しているおばさんが、
庭にいるポッサム(有袋類)を嫌悪して追い払うとのは普通の光景。
オレの元同僚は週末のたびに犬を連れて森や川に入り、
野豚(もともと白人が持ち込んで野生化したもの)を狩猟する。
狩と言えば聞こえは良いが、銃すら使わずアーミーショップで買ったボウガンで
怪我を負わせ、そこに犬をけしかけ、最後は自分で買った大きなサバイバルナイフで血だらけになって止めを刺す。
もちろん食べたりしない。
記念の写真を撮ってそのまま置き去りにする。
同じく白人がサトウキビ畑の害虫駆除として持ち込んだヒキガエルは、
あっという間に野生化して大陸中に広まってしまった。
その途端彼らは駆除の対象物としてしか扱わない。
子供たちは遊び半分でクリケットのバットでたたき殺し、
父親はゴルフのドライバーでカエルをボールに見立てて打ち殺す。