08/04/01 00:02:34 0
中東経済専門誌「ミドルイースト・エコノミック・ダイジェスト」(MEED)によると、
湾岸アラブ地域で現在、総額2兆ドルに上るプロジェクトが発表または着工されている。
サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールやその他石油輸出国3カ国の経済は、
2002年以降、原油価格の上昇によりそれまでの5倍のペースで成長しており、
これら諸国は石油関連収入で、インフラから電力まであらゆる部門の開発に投資している。
建設、鉱工業、石油・ガス、石油化学、電力、上下水道などのプロジェクト発表を追跡している「MEEDプロジェクツ」によると、
湾岸地域のプロジェクト総額は2兆ドルを超え、1年前を40%上回っている。
このプロジェクトブームは「建設コストの上昇で新規事業数が大幅に減少するのではないかとの懸念にもかかわらず」
実現しているという。
内訳では、総額のうち1兆2000億ドル超が建設部門で占められ、
次いで石油・ガスの4300億ドルとなっている。
また、全プロジェクトの37%はUAEが占めているという。
昨年9月には、UAEのアブダビ都市開発評議会が、
政府と民間の投資家が2030年までにUAE域内で1634億ドルの不動産投資を行うと発表していた。
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