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養護学校生:宇都宮の和知さん、福祉の道へ 過去乗り越え巣立つ /栃木
◇家出した母への思い、CDに託す
右腕のない障害があり、生後間もなく母親に病院に置き去りにされた宇都宮市の県立の
ざわ養護学校高等部3年、和知誠宏さん(18)=那須烏山市=が今春、高齢者施設の職員になる。
会いたいと待ちこがれた母親との中学時代のたった一度の再会を経て、高校時代には「お母さん」と
いうタイトルのCDも出した。和知さんは「僕は祖父母も知らないが、施設でたくさんの人に
会いたい」と話している。
和知さんが生まれた時、両親は離婚協議中だったといい、母親は病院で出産した数日後に姿を
消した。高校2年まで養護施設や前橋市内のカトリック教会で過ごした。
母親は和知さんに隠して病院の助産師と連絡を取り、中学2年の時に姿を現した。
児童相談所の面会室で再会し母親の再婚相手を交えて約1時間話した。
遠慮がちに近況を尋ねる母は「ごめんね」を繰り返した。「家に行っていい?」と聞くと、
事前に連絡をするように言われ、一緒に暮らせないことを悟った。なぜ僕を捨てたの―。
一番知りたかったことは聞けなかった。2年後、高等部の授業で詩を書いた。
<お母さんってなあに><甘えたい。けんかもしてみたい><お母さんとずっと一緒に暮らしたい>
教会の神父が読んで知人に作曲を依頼。信者ら10人の合唱でCD1000枚を自主制作し、
養護施設などに配った。
介護ヘルパー3級の資格を持つ和知さんは4月から那須烏山市の聖園(みその)ヨゼフ
老人ホームに勤務する。今は母を恨む気持ちはない。
「新しい出会いに挑戦したい」と目を輝かせた。
3月30日13時0分配信 毎日新聞【鈴木敦子】=一部地域既報(最終更新:3月30日13時0分)
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