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大手商社「丸紅」との共同事業を装った投資話で四百数十億円が
焦げ付いている問題で、出資を募った医療支援サービス業
「アスクレピオス」(東京都中央区)の前社長(46)=今月解任=が、
同社が自己破産を申請する直前に自ら保有していた親会社株を
大量に売り抜け、約四億円を得ていたことが分かった。
売却したのは、東証マザーズ上場の医薬品研究開発「LTTバイオファーマ」(港区)の
株式。
有価証券大量保有報告書などによると、アスクレ社は昨年九月、
株式交換でLTT社の100%子会社になった。これにより
アスクレ社前社長はLTT社株26・24%を取得、筆頭株主になった。
前社長は今月四日、同社株六千五百株(4・93%)を売却。
四日前の二月二十九日は架空の共同事業話で、外資系投資ファンドが
出資した投資組合に丸紅から百五十二億円が償還される期日とされていた。
だが、金が支払われず、株売却二日後の今月六日には投資ファンドが
丸紅に問い合わせて架空話が発覚。前社長は翌日に解任された。
アスクレ社は個人投資家らから集めた投資組合への出資金を償還できず、
十九日に自己破産を申請。前社長はこの直前の十-十四日、
さらに四千株(3・03%)のLTT社株を売却した。
関係者によると、前社長は、LTT社幹部から事前に「インサイダー取引に
当たる恐れがある」との指摘を受けていたが売却したため、
幹部が証券取引等監視委員会に通報したという。
(後略)
*+*+ 東京新聞 2008/03/29[**:**] +*+*
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