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大手商社の丸紅は28日、同社ライフケアビジネス部の嘱託社員2人が、
偽の社内文書を使って投資ファンドなどから多額の資金を詐取する不正行為に
かかわっていたとして、この2人を懲戒解雇処分にするとともに事件を警視庁に
届け出たことを明らかにした。2人が加わっていたグループは、外資系ファンドなど
複数の企業から総額数百億円を集めていたとみられる。
ライフケアビジネス部は、医療機器の納入や病院再生事業などを手がけている。
丸紅によると、問題の社員らは同社が手がける病院再生事業などと偽って、
架空の計画への出資を企業や投資ファンドへ持ちかけた。相手を信用させるため、
担当役員の押印がされたように見せかけた契約書などを示していたという。
関係者によると、出資に応じた企業にはリーマン・ブラザーズやゴールドマン・サックス
などの米証券大手も含まれていたという。
話を持ちかけられた企業の一部が3月上旬、丸紅に問い合わせたことで問題が発覚。
社内調査に対して社員らは不正行為を認め、「外部の首謀者にそそのかされた」
という趣旨の説明をしているという。
丸紅は「当社も被害者であり、事件の解明は当局に委ねている」としている。
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