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・調布市の市立中学で男子生徒らから強制わいせつの被害を受けた3年生の女子生徒が
3か月間、別の部屋で1人学習を余儀なくされ、通知表で一部教科が最低の1に落ちていた
ことがわかった。女子生徒の父親は「志望校を変えることになった。被害者の不利益が
大きすぎる」と訴えている。
男子生徒ら5人は2006年9月から知人宅へ女子生徒を呼び出し、携帯電話で上半身裸の
写真を撮影、「ばらしたら写真をばらまくぞ」などと脅していた。
昨年9月になって娘の異変に気づいた父親が学校に相談。通報を受けた捜査機関は
12月に男子生徒4人を強制わいせつ、1人を脅迫で家裁送致した。
学校側は父親から相談を受けた際、「まず警察で調べるので、学校としては男子生徒を
処分できない」として、女子生徒に別室に移って勉強するよう勧めた。その後、男子生徒が
家裁送致されるまで、女子生徒が普通の授業を受けられない状態が続いていた。
女子生徒はクラス全体で活動する音楽などには出席できず、音楽の成績は1まで
下がった。父親は「内申点が悪くなり、都立高の受験をあきらめて私立に進むことに
なった。被害者側が、なぜここまでつらい思いをしなければならないのか」と訴えている。
男子生徒らは保護処分の措置を受けるなどした後、学校に戻り、卒業したという。
学校の対応について、同市教委は「別室には必ず教員を配置した。女子生徒を1人に
したことはなく、十分だったと考える」としているが、父親は「誰もいない部屋でのプリント
学習も多かった」と話し、主張は食い違っている。
学校教育法によると、出席停止措置は、教室で騒ぐなど多数の生徒が正常に学習できない
状態にとられる。市教委は「1人が迷惑を受けている状態では、なかなか男子生徒の
出席停止には踏み切れなかった」と話している。
教育評論家の尾木直樹・法政大教授は「司法的な責任と教育の責任は全くの別物。
被害者を守るために、すぐにでも加害生徒を別室に移すなど毅然(きぜん)とした対応が
必要だった」と指摘している。(一部略)
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