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岐阜県内中心にパチスロ店を展開する「WINグループ」の3社(岐阜市)が、2006年までの3年間で、
計約12億円の所得を隠し、法人税計約3億8000万円を脱税したとして、名古屋国税局から法人税法違反の疑いで
岐阜地検に告発されていたことが27日、わかった。
追徴税額は重加算税などを含め、計5億円を超えるとみられ、すでに修正申告している。
告発された3社は、パチスロ店経営会社の「WINDOM」と「エスパーク」、経営コンサルタント会社の「ウインズ」。
関係者によると、パチスロ店経営会社2社は、売り上げを集計するコンピューターを操作して、所得を圧縮。
計約11億4000万円を隠し、法人税計約3億6000万円を免れた。
ウインズは、グループ会社の宣伝などを請け負っていたが、広告料金などにかかった経費を水増しして計上。
所得約6000万円を隠し、法人税約2000万円を脱税した。
民間調査会社などによると、同グループは愛知県や岐阜県にパチスロ店8店を展開。岩本元植社長(45)が
代表取締役を務めている。
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