08/03/26 14:34:06 0
・またしても起きた若者による「だれでもよかった」という殺人。
仮谷さんは倉敷市内の住宅街にあるアパートで妻と、小学1年、幼稚園の姉妹の4家族。
同じアパートに住む主婦(35)によると、自宅前で娘を自転車に乗せて遊ぶなど面倒見の
良い父親だったといい、主婦は「どうしてこんなことに」と口をつぐんだ。
自宅を訪れた両親らは「一睡もしていない」と疲れ切った表情。岡山市に住む父親の
要さん(70)は、逮捕された少年について「はらわたが煮えくり返る思い」と憤りを口にしながら、
「日本は法治国家。罪に服して早く更生してほしい」と訴えた。
仮谷さんは平成5年に入庁。県の出先機関の備中県民局で土木技師などを経て平成18年
4月から現在の県道路建設課に配属された。県道の拡幅やバイパス建設などの現場で指導、
監督や予算の取りまとめなどを担当しており、同僚の改良班リーダー、西本靖さん(49)は
「5人いる班員の中堅。一番仕事をこなしていたし、若い職員の面倒見もよかった。昨夜も
遅くまで仕事をして帰宅する途中だったのに…」と悔しさをにじませた。
自分の手がけた工事現場は、必ず自分の目で確認し、本庁のある岡山市と県内各地を何度も
往復していたという。将来は「現場で大規模なトンネル工事や橋梁工事をやってみたい」と抱負を
語っていた。来月1日付で地元倉敷市の水島港湾事務所に異動が決まっており、後任への
引き継ぎ準備で昨夜も遅くまで資料作りなどをしていたという。
一緒に残業していた同僚は「数時間前まで元気だった仲間が、あんな事件に巻き込まれ、
信じられない」と肩を落とした。
一方、現場となった岡山駅のホームでは、詰め掛けた報道陣を乗客らが不安そうに見詰めた。
事件を知らず「何があったのか」と訪ねる人もいた。友人と旅行中という堺市の大学生、
宮井恵子さん(23)は「知らない人を突き落とすなんて信じられない。最近、通り魔事件も多く、
周りの人が誰なのか分からないから怖い」。JR岡山駅の関係者は「憤りを感じる。駅としては
今後、警備的な対策も強化すべきだろう」と話した。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)