08/03/25 21:26:56 0
●(略)本当に日本の食料確保は大丈夫かという議論が出てきています(略)。
横川(すかいらーく社長):2008年から、日本では食品が一斉に値上がりしてますね。
値上げラッシュです。これは、いい、悪いという問題ではなく、これまで13年も15年も値
上げせずにやってきたほうが、歴史的にないことで、そのほうがおかしいのです。これは中
国や東南アジアの国々の人件費が安く、製造コストが抑えられただけであって、モノそ
のものが安くなっていたわけではないのです。日本での加工賃が高くなった分、製造
拠点を中国に移し、今は中国も上がってきたということでベトナムに移している。これから
日本の食品メーカーは、みなベトナムに行きますよ。台湾からタイ、中国へと移ってきた
ものがベトナムに行き、これが将来、他の地域へと移るでしょう。
● その通りですね。
横川:もう一つ今危ないのは、世界の穀物の在庫が年々減ってきていることです。中
国やインドなどの食生活水準が上がってきていることと、1日20万人増えている世界の
人口増の結果です。そうなると、日本の減反政策は正しいのかということになりますね。
早ければ5年後には、増産に転じるのではないでしょうか。コストを安く作ることは考えな
ければいけませんが。また、5年後には世界的な食料危機が来るとも言われています。
米国中西部で深刻な水不足が起き、穀物生産量が減少する可能性があるとい
う話もあります。そうなると海外に食料を依存している日本は危なくなります。
(以下略。全文は URLリンク(nr.nikkeibp.co.jp) )