08/03/26 21:39:28 k7VbTZFc0
極めて特異な事件だね、これは。
凶悪殺人事件の容疑者を逮捕したものの物証に乏しく、無茶苦茶な取り調べで無理矢理自白
させた上で強引な筋書きを作り、信憑性の怪しい「証拠」とともに立件しようとした。
結果、裁判ではほとんどの証拠申請が却下される状態で、この状況からはまず「無罪」になる
だろうという流れだったところに、捜査とは全然別のルートから決定的な新証拠が出てきちまっ
たんだな。
取り調べや当初の立件が極めて不当で信用できないものであったのは間違いない。
だが新証拠の「5点の衣類」を見る限り、「この事件の真犯人は誰か」という最も重要な一点に関
しては、やはり袴田が犯人だとしか考えようがない。
この「5点の衣類」というのはそれほど重要な決定的証拠なんだ。
これを正面から突き崩せない限り、再審が認められる可能性はゼロだろう。