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22日の台湾の総統選で当選した野党国民党の前主席、馬英九氏(57)は23日、台北市内
で海外メディアと記者会見した。(略)対日関係については、「良好な関係を進めていきたい」と
語り、反日的な立場とされることを否定した。日米安保条約を支持する一方で、「尖閣諸島は
日本の領土とは認められない」と述べた。(抜粋)
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台湾では、立法院選挙に続いて、総統選挙でも国民党が圧勝したことで、李前総統が主導し
てきた民主化と台湾化の流れが止まる恐れが出てきた。経済発展の期待を乗せて、鉄道が
通じたものの、その恩恵を被るのは、移住してきた漢人ばかり。格差の広がりどころか、文化
そのものが根絶やしにされそうになっている。そんなチベットの惨状を、台湾の有権者の多く
は、「明日はわが身」とは、とらえなかったようだ。
幸い台湾の人々の対日感情はすこぶる良好だといわれている。ところが、新総統となる馬英
九氏は、尖閣諸島の帰属問題を利用して、中国と共闘して反日扇動を始めるだろうと、「正論」
で鳥居民氏が指摘する。(抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
馬氏は対中関係について「(05年から始まった)国民党と中国共産党の政党間交流が政府間
交流に変わっていく」と語り、「台湾海峡の安全を前提に、中台の経済協定や和平協定の締結
を優先させたい」と述べ、経済・貿易分野のほか、軍事部門でも信頼醸成を進める考えを示した。(抜粋)
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馬氏は、小泉純一郎元首相の靖国神社参拝を公然と批判するなど歴史認識は中国に近い。
また「釣魚島(尖閣諸島)奪還」が持論だ。展開次第では中台接近と台湾の「日本離れ」が同
時に進むことが懸念される。わが国は、中台接近が進み日米中台のバランスが崩れることが
ないよう注意を怠ってはならない。また、わが国のシーレーン(海上交通路)の台湾海峡の安
保戦略を点検する必要もあろう。(抜粋)
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