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宮内庁は24日、皇后さまが「胃食道逆流症」との診断を受けられたことを明らかにした。
来年以降、天皇、皇后両陛下の宮中祭祀(さいし)を軽減する方向で調整していた宮内庁では、
ご体調を見ながら皇后さまの負担軽減を前倒しすることも検討する。
同日、記者会見した風岡典之次長と金沢一郎皇室医務主管によると、胃食道逆流症は
強い酸性の胃液が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激するもの。主な症状には胸やけがある。
皇后さまはここ2、3年、夜などに胸や背中に鈍痛を訴えられていたほか、慢性の咳があったが、
1月の内視鏡検査の結果、胃が食道の方にずれる「食道裂孔ヘルニア」との所見があり、
近年の症状と総合して診断された。
原因には、ストレスのほか、和服の帯による圧迫なども考えられるという。
宮内庁は先月、両陛下のご体調について公表。天皇陛下の骨密度が低下しており、
放置すれば骨粗鬆(そしょう)症となるのが確実であるとして、
両陛下のご公務のスケジュールを見直す方針を明らかにした。
ただし、宮中祭祀のご負担軽減については、
「平成が20年を超える来年から」という天皇陛下の意向から、
即位20周年を迎える来年以降としていた。
また先月の段階で皇后さまについては、
「胃の所見は、注意を要する状況が続いている」としていた。
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