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★警察官 ウィニーで書類送検へ
・兵庫県警察本部の警察官がファイル交換ソフトのWinny(ウィニー)をパソコンを使って
市販のソフトをインターネット上で勝手にダウンロードできる状態にしたとして、福岡県
警察本部はこの警察官を著作権法違反の疑いで24日に書類送検する方針です。
著作権法違反の疑いが持たれているのは兵庫県警察本部の31歳の男の巡査です。
福岡県警察本部の調べによりますと、この巡査は、ファイル交換ソフトのWinnyを
パソコンに入れて、ことし1月、北九州市の会社が販売した電子地図のソフトを
インターネット上で不特定多数の人が勝手にダウンロードできる状態にしたとして、
著作権法違反の疑いが持たれています。
警察は、会社側から被害届けを受けて通信記録などを調べた結果、巡査が
かかわっていることがわかり、押収したパソコンの分析で容疑が裏付けられたこと
から24日に書類送検する方針です。
調べに対し、巡査は「Winnyを使ったパソコンから誰もが電子地図のソフトを
ダウンロードできることはなんとなく知っていた」と供述して、容疑を大筋で認めて
いるということです。
警察庁は、Winnyを使用したパソコンからの捜査資料の流出が相次いだため、
警察官のWinnyの使用を禁止しています。去年12月に使用が発覚した場合は
処分することを決めていますが、それ以降、警察官の使用が発覚したのは
初めてです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)