08/03/22 09:54:08 0
「亡くなったのはケンイチさんだと思う」。
ホームレスを支援するボランティアの女性の声はこわばっていた。
今月6日夕、新潟市中央区の西海岸公園の駐車場でワンボックス車が炎上、
後部座席から黒こげの遺体が見つかった。
車内で煮炊きしていた時、誤って出火したらしい。
警察のDNA鑑定などの結果、遺体は女性のいう通り、かつて私が取材で知り合った
ケンイチさん(66)=仮名=だと分かった。
駐車場の隅に止められた、タイヤがつぶれたワンボックス車が、ケンイチさんの住居だった。
積み上げられた空のペットボトルや古新聞、ゴミ袋などで、窓から中の様子はほとんど見えない。
その日。ケンイチさんは、食事をしようとカセットコンロに火を付け、何らかの理由で周囲に引火したらしい。
捜査に当たった新潟中央署は車内のゴミ袋などがじゃまになり、逃げ遅れたとみている。
「アルバイトでもすれば、すぐに元の暮らしに戻れると思ったが、抜け出せなくなった」
初めて車で寝た8~9年前のことを、ケンイチさんは生前、私に話してくれた。
もともとは電鉄会社の運転手だったが、いくつか仕事を変えた後、繁華街でカラオケスナックを開業。
次第に家賃が滞るようになって、路上に出ざるを得なくなった。
既に60歳近く、再就職も断られ続けた。数年前、運良く知り合ったボランティアグループの援助で、
月額7万円ほどの年金を受け取れるようになったが、「家賃を払ってしまったら後は何も残らなくなる」と、
アパートは借りずに車上生活を続けていた。
ソース(>>2以下に続きます)
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