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・チベット自治区で起きた大規模な騒乱で、中国政府に国際的な非難が高まっているなか、日本の
ネット上でも中国を批判する動きが出てきた。ネットが「起爆剤」的な働きをしている。
チベットを支援する組織TSNJ(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)は22日に中国大使館前で
抗議活動をするほか、周辺でデモ行進を行うが、HP上で「チベット国旗」をダウンロードしてプリント
アウトできるようにしている。デモなどには「少なくとも300人、多くて600人」が参加する見込み。同組織は
「ネットのおかげで参加者が相当多く集まった。こちらとしては10年近くチベットの現状を訴えてきたが、
事件を契機に皆さんが関心を持っていただいてよかった」と話している。
この運動とは別に、「胡錦濤来日時に日本中をチベット旗だらけにするOFF」と題されたサイトも
登場。ネットユーザーが実際に集う「オフ会(OFF)」を念頭に、「とにかく世界中で日本だけが虐殺国家を
歓迎してるなんて思われないようにしないといかん。抗議活動したことない人でも参加できる、チベットの
人々への応援OFF。OFF参加できなくても今日から日本中をチベット国旗でいっぱいにしよう」と
呼びかけている。
このサイトでは、中国の胡錦涛国家主席が来日する際に、沿道で「チベット国旗」を持って「歓迎」する
ことを計画しているほか、各人のブログに「チベット国旗」の画像を貼ることや、車に国旗のステッカーを
貼り付けるよう呼びかけている。
mixiでも「チベット独立」を呼びかけるコミュニティが次々と作られ、参加者が6000人を超えるものがある。
ダライ・ラマ法王日本代表事務所はHP上で「チベット人は、中国による植民地統治のもとで、
現在に至るまで想像を絶する苦しみを強いられてきました。いくら中国側が、『チベットは発展し、
チベット人は幸せになった』と述べたところで、今回の事件は、中国の統治下におかれたチベット人は
全く幸福でない、というチベット人の明確なメッセージなのです」と主張している。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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