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チベット暴動:欧州に五輪不参加論…IOC副会長語る
【ロンドン町田幸彦】中国チベット自治区の暴動を受け、欧州のスポーツ界で北京五輪を巡り議論
が起きている。抗議デモを鎮圧した中国当局の対応に批判的な選手からは五輪をボイコットすべき
だとの声も出ており、今後波紋を広げそうだ。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ副会長(ドイツ)は独紙ウェルト・アム・
ゾンタークに対し、「チベットの流血事態を受け、かなりのトップ選手が北京五輪ボイコットを検
討している」と述べた。
報道によると、シドニー五輪(00年)の馬術・障害飛越団体金メダリスト、ルドガー・ベールバ
ウム選手(独)は「今の中国の状況で五輪に参加できるのか考えている」と語った。また、女子棒
高跳びのアンナ・バトケ選手(独)は「チベットの出来事は悲劇としか言いようがない。五輪で不
正を指摘するのはスポーツ選手の義務だ」と指摘。北京五輪の開会式で、選手仲間がチベット仏教
の僧衣と中国政府官僚の服装をまとい、お互いに握手するパフォーマンスで入場行進することを考
えているという。
シドニー、アテネ五輪(04年)の競泳男子百メートル自由形で2連覇したピーター・ファンデン
ホーヘンバント選手(オランダ)は今月5日、IOCに中国の人権抑圧の改善を要求するよう訴え
た。同選手は「五輪ボイコットに賛成しない」とオランダ紙に述べたが、その後起きたチベット暴
動は欧州のスポーツ関係者に不信を広げている。
IOCのバッハ副会長は「選手らの懸念は理解できるが、五輪に参加するよう助言した。五輪は中
国の開放に役立つ。国連が解決できない問題を我々が解決できるわけではない」と冷静な対応を呼
びかけているが、チベット情勢次第では五輪ボイコット論がさらに高まることも予想される。
毎日新聞2008年3月21日20時49分
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