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オンキヨーは19日、PC製造・販売の子会社ソーテックと、
株式交換および合併に関する基本合意書を締結したと発表した。
両社の経営資源統合により、オンキヨーのAV技術と
ソーテックが持つPCの企画・開発力を生かした製品開発が進められる。
合併は2段階に分けて実施され、
まずは7月22日に株式交換方式でソーテックを完全子会社化。
その後9月1日付けでソーテックはオンキヨーに吸収合併、ソーテックは解散する。
なお、株式交換の実施に伴い、大証ヘラクレス上場のソーテック株式は
7月15日付けで上場廃止となる。
いちど完全子会社化することについて同社は、
両社役職員の意識変革や組織・拠点統合により関係を強化、
事業承継を円滑に進めるためと説明している。
ソーテックは前身の工人舎を経て1984年に設立。
IBM PC互換の液晶ポータブルコンピュータ「PHC-16」がヒット、
その後もラップトップ機やノートブック機を中心に業務を展開。
1997年に発売したデスクトップ機「PC-STATION」は、
価格の低さとユニークなTVCMで注目を集めた。
その後PC市場は低迷、韓国に設立した関連会社の不祥事も手伝い業績は悪化。
企業再生を主業とするキョウデンの経営参加を経たあと、
デジタルホーム市場における地位確立を目指すオンキヨーにより2007年7月に子会社化、
同社グループ入りしていた。
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