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★「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク氏が死去
・英メディアによると、「2001年宇宙の旅」などで知られる英国のSF作家
アーサー・C・クラーク氏が18日、スリランカで死去した。
90歳だった。心臓発作や呼吸困難が死因に関連すると見られる。
豊かな科学的知識に基づき、人類と宇宙に関するドラマなどを80作品
以上も描き、SF界の巨匠と呼ばれた。衛星の利用など、重要な科学的
提言も行った。
1917年、英国南西部マインヘッドの農家に生まれた。地元の学校を
卒業後、36年にロンドンに移り、天文学や宇宙飛行を研究する団体に加入。
第二次世界大戦では、英空軍将校として航空機の着陸を誘導する任務などを
担当。戦後の45年、静止軌道で衛星間の通信を行う構想を打ち出し、後に
実用化された。
46年に作家として本格的な活動を始め、人類と宇宙の接点を描いた「前哨」
(48年)や、世界の将来をテーマにした「未来のプロフィール」(62年)などを
発表。惑星探査や人類の進化を扱った代表作「2001年宇宙の旅」は、68年に
同名の映画(スタンリー・キューブリック監督)として公開され、高度な特殊撮影の
技術などから、SF映画史に残る名作となった。
56年にスリランカに移住、水中探査などにも取り組んだ。95年以降は、
車いす生活を余儀なくされたが、著作活動は継続。昨年12月に90歳の
誕生日を迎えた際には、宇宙人との遭遇を祈っていたという。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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