08/03/19 01:02:24 0
北京五輪を中国政府が政治利用して、聖火リレーをチベットから始めるとか、マスコットに
チベットの動物(チベットカモシカ、パンダなど)を使うなど支配の既成事実化が顕著になっ
たことだ。そのため今年は軍事力を背景にデモの武力鎮圧に出たのではないか。
中国政府はチベットを抑えている軍事的な背景の力でデモをいつでも鎮圧できる。しかし、
国際社会は中国の都合のいい発表しかしない姿勢に納得しないだろう。デモがなくなった
からこの問題は解決するのではなく、むしろ今後ますます傷口が大きくなって、真実が分
かってくると五輪に対する影響も大きくなってくるだろう。今後、中国に対しても場合によって
は政治制裁、経済制裁を加えてもよいという国際世論が高まる可能性もなきにしもあらず
だ。今のところ国際オリンピック委員会(IOC)が五輪開催の是非を云々することはないだ
ろうが、選手個々人の中に、自由という普遍的価値を重んじ自分の良心に照らして出場
を辞退する人が出る可能性はある。
中国の非人道的非民主的な政策が今後も継続すれば、中国人の常識ある人や新疆
ウィグルやその他の地域にも影響するだろう。
日本は国連常任理事国入りを希望している。ならば今回の出来事に米国およびEUの
主要国がそれなりの発言をしている時、どうするかは分かるはずだ。今までより少し関心
を示しているのはよいのだが、もう少し中国に対しチベットに寛容になれとか言えるような
日本になってもいいのではないか。(抜粋)
URLリンク(www.worldtimes.co.jp)
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