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留守番女児らに強制わいせつ 大阪市内で続発
大阪市内を中心に平成17年以降、留守番中の女子小中学生を男が刃物で脅していたずらする事件が10件以上
発生していることが18日、分かった。春休みや夏休みなどの長期休暇中に犯行が集中しており、工事業者を装って
家に上がり込む手口や犯人の特徴が酷似しているという。府警は同一犯による連続強制わいせつ事件として捜査。
被害届の出ていないケースが多数に上る可能性もあるとみて、春休みを前に警戒を強めている。
一連の事件が確認されているのは、大阪市大正区や港区など。3~4月、7~8月、12~1月など長期休暇中の
昼間に発生し、いずれも小学校高学年の女子児童や中学生の女子生徒が被害に遭っているという。
男は電気や水道の工事業者、宅配業者などを装い、「配線の工事をしている」「水漏れがしている」などと
言いながら玄関を開けさせて侵入。刃物を突きつけ、「言うことをきかないと殺す」と脅迫しながら、体を触る
などのわいせつ行為をするという。逃走の際、下着を奪うこともあった。
女児らが1人で留守番しているときに狙われるケースがほとんどで、自宅の鍵を開けて家に入った直後に
チャイムを鳴らされたり、無施錠の玄関から突然侵入されたりしたケースも確認されている。
このため、男が帰宅途中から後をつけ、女児らが鍵を使って家に入るなど家人がいないことを確かめてから
犯行に及んでいる可能性が高い。
被害者の証言などを総合すると、男は20~30代で身長160~170センチの中肉。ジーンズなどの
軽装が多く、カッターナイフやカミソリなどを持っているという。
17年4月から今年1月にかけて10件以上の犯行が確認されている。小中学生が被害に遭った場合、
羞恥(しゅうち)心や恐怖心から誰にも話せないことも多く、警察への届け出のない被害も少なくない
とみられる。
府警は、まもなく春休みに入ることから犯人が犯行の機会をうかがっている可能性が高いとみて警戒。
玄関にチェーンや施錠をしたり、保護者らが不在のときは業者といわれても安心しないよう呼びかけている。
産経関西(2008/03/18 14:10)
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