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★胡主席来日の日程公表延期 政府、情勢見極め
・中国チベット自治区ラサの大規模暴動を受け、政府内で十七日、五月上旬に予定される
胡錦濤国家主席訪日への影響を懸念する声が浮上した。今のところ延期は想定して
いないが、暴動の情勢や国内外の世論を見極める必要から、日程公表は先送り。
地ならしとなる楊潔☆中国外相の来日日程も未定だ。
日中両政府は胡主席訪日について、五月六日から五日間とする方向で最終調整中。
暴動前は「近く発表できる」(外務省幹部)としていたが、暴動発生で情勢は一転した。
藪中三十二外務事務次官は十七日の記者会見で「基本的に胡国家主席の訪日には
関係ない。影響を及ぼさないと思っている」と表面上は冷静を装ったが、省内からは
「いずれにせよ、今後事態がどう推移するかだ」(幹部)と、懸念の声が漏れた。
訪日が実現しても、日中首脳会談では福田康夫首相はチベット問題を取り上げざるを
得ないとみられる。東シナ海ガス田の共同開発問題、中国製ギョーザ中毒事件と
合わせ「三大懸案」(関係者)となり、歓迎ムードとは程遠くなり、戦略的互恵関係
発展への障害となるのは必至だ。
楊外相は四月上旬にも来日するとみられていたが、「上旬は難しくなった」(外務省
幹部)という。
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