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共産主義黒書―犯罪・テロル・抑圧 コミンテルン・アジア篇
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文化大革命の段では、
青少年を毛沢東主義に洗脳し、
”紅衛兵”という赤いロボットにしていった歴史
も描かれている。そして彼らが恐るべき非人間性を発揮し、”反革命分子”とみなした人間
に対して残虐で下劣な暴力を振るったことが記されている。1966年前後にこのような事態
が中国では起きていたのだが、当時の日本の大学生の中にはこのようなものに憧れ、極左
テロ活動に身を投じていったというのは良く分からない事である。やはり、美化されて伝えら
れた結果、実態を知らずに騙されていたのであろう。その紅衛兵も分裂し、内戦状態となり、
果ては軍隊が投入されて紅衛兵が処刑されていったのである。なんとも救いのない話である。
チベットでは数十万人(人口の約10%)が中国によって拘禁され、
その2%しか生存していないという恐るべき実態
や、ダライラマなどへの宗教弾圧、追放・・などなど、中国の非人道性、残虐さがここでも証明
されている。恥知らずな中国共産党は今なおおぞましい人種差別と民族浄化を継続していると
いう。