08/03/19 03:00:01 tWv0nfVr0
何人か知っている左な活動家に、「チベット問題大変ですね」と聞いてみた。
判を押したように、まず当惑したような、あるいは嫌な表情をしながら、
しゃべりづらそうな反応を見せたのが印象的だった。結局話を総合すると
・日本は中国に借りがある(南京や慰安婦など)ので、日本人が安易に言うべきでない
・今のチベットに限らず、中国国内は中国政府がドカンと立っているからどうにか分裂して
無政府状態にならずにまとまっている。だから安易に批判できない
・状況がはっきりしないのでまだ確実なことが言えない
みたいな事を言われた。まあとにかく、中国のやっていることを「虐殺」と言うのは
安易で浅はかな考えだ、という論調だった。
で俺の感想だが、まあ妥当な部分もあるとは思う。だが、ダブスタがあまりにも激しいので、
「おまえがそれを言うな」と思った。また、最初に「嫌な顔」をする時点で、あかんなと思った。
ただこういう場合、左翼の方が理想主義的な分、不利になるというのはあるな、というのは感じた。
右翼や中道がダブスタを言っても、それはリアリズムってことで簡単に肯定できるが、
左翼にはその逃げ道がない。左翼は一貫していなければならない。まあ好きでそういう道を
選んだんだから、仕方ないだろ、という見方もできるが。