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イケメン偏重の恋愛観 一因
横山英平 フリーター 32 （愛知県一宮市）
一月二十三日の本欄に「少子化 男性の意識こそ問題」が載っていたが、
私はこの投稿に賛成できない。
家事や育児は女性の仕事とみなされていた昔の方が、出生率は高かったためだ。
男性だって仕事に疲れストレスを抱えている。大変さに変わりはない。
少子化は女性の社会進出が進み、育児との両立が難しくなったというよりも、
結婚しない女性が増えたことが一番大きいと思う。
私は一度も女性と付き合った経験はない。結婚とはもちろん無縁だ。最近は
何人もの女性と交際を重ねるモテモテの男性と、私のように全く女性と縁の無い
男性とに二極化してしまった。若い女性が高望みする傾向が強くなったためだ。
しかし、イケメンと言われる男性と結婚した女性が幸せになるかといえば、
決してそうではない。最近は夫から暴力を受けて、離婚するカップルも増えている。
女性は男性の用紙ばかり重視するのでは無く、誠実で優しい男性にも目を向けて欲しい。
私はこのような若い女性の偏向した恋愛観が、少子化が進んだ一因だと思う。
（中日新聞2007年2月7日 賛論異論より）
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